本当は、消費者の方は、自宅のプロパンガス料金(LPガス)が高いと思ったら販売店を換えれば良いのです。しかし、実際はそう簡単に販売店換えることはできません。まず、今のプロパンガス料金が標準価格に較べて高いのか安いのわからないし、仮にわかったとしても安くて信用できるガス屋さんを探すのは大変なことです。LPガス料金の平均を調べるならこちらをご参照ください。
2011年3月アーカイブ
グラフを見てください。2008年7月に1トン当たり905ドルだったプロパンガス(LPガス)のCP価格は、リーマンショックを機にジェットコースターのような勢いで下がり、2009年1月には380ドルと半分以下に急落しているのがわかりますよね。
皆さん良くご存じのように、ガソリンならニューヨークの原油価格が下がれば1週間もたたないうちにガソリンスタンドの価格も下がります。プロパンガスの場合はなぜ下がらないのか!? 原価が下がった分の差額はどこへ消えたのでしょうか?

![]() |
|||
|
|||
![]() |
消費者の方の相談を受けていて感じたのは、都市ガスに較べて「プロパンガス(LPガス)は高い!」と思って悩んでいる方が大変多いことです。あなたはどう思いますか?
プロパンガスは『公共料金』ではありません
高いか高くないか一概に言えませんが、そう思われてしまう理由の一つに、料金体系があると思われます。皆さん意外に勘違いされている方が多いのですが、プロパンガスは公共料金ではありません。自由料金商品です。
| プロパンガス | 都市ガス | |
| 料金体系 | 自由料金 | 公共料金 |
| 原 料 | 石 油 | 天然ガス |
先日、協会のフリーダイアルに新宿の不動産屋さんから電話がかかってきました。何でも、「アパートに明日入居するお客様がいるのだが、プロパンガスの元栓を開口できなくて困っている。どこに連絡すればいいのかわからない。東京ガスじゃないですよね?」って、プロの不動産屋さんでもこんな状態です。一般消費者が公共料金だと勘違いしていても無理はありません。
自由料金ということは、販売店が自由に価格を決めることができるということです。そうすると結果として価格は高値安定になりがちになるのは理解できると思います。
ガソリンの場合、スタンドに行けばレギュラーは100円、ハイオクは110円とか明記されているので、どのスタンドが安いか一目瞭然です。そして消費者は1円でも安く入れるために日々価格をチェックしているし、どのスタンドも熾烈な競争の中でしのぎを削っています。
でもプロパンガスの場合は違います。ガス屋さんの店頭に料金が大きく貼り出されている訳でもないし、そもそもガス屋さんを換えるという習慣そのものが今まではあまりなかったのです。




